18

18時間目 決断とは切って離すこと


18jikanme

投資部のキャプテンである神代がテニスでテニス部の選手を破りました。その勝利の秘訣はと聞かれると、「決断とは切って離すこと」」、また「なにかを成し遂げるとき、成功をするときは、やらないことはやらない、切って離すとはっきり決めたときだ」とスティーブジョブズの「何をしてきかたと同じぐらい、何をしてこなかったかを誇りたい」といった名言を交えながら勝因を力説していました。その真意は?

投資にも断捨離は必要

 数年前から断捨離がブームになっていますよね。実は投資にも同じことが言えます。投資の世界はリスクを排除すべく万全の準備で投資をすべきだと思われています。確かにこれは間違いではありません。しかし、投資の世界にはファンダメンタルズ分析、チャート分析など様々な投資分析方法があります。特に、チャート分析においては、両手では収まりきれないほどの分析が存在します。その全ての分析で買いのサインが示されることを待っていたら絶対に投資をすることができません。なぜならば、そのようなに100%間違いない買いのサインが出る前に誰かがその株を必ず買っているからです。こんな美味しい投資を世界の優秀な投資家が見逃すはずありません。つまり、全てを待っていたら投資機会を失う機会損失になるということです。勝負の世界では何かを捨てて思い切って決断することも必要なのです。

さて、断捨離をするもう一つの必要性は、細かい点ばかり気になり、最も大切な部分を見逃すからです。

投資の情報を新聞やインターネットばかりに求めていると、大事なヒントを見逃してしまいます。それは、新聞やインターネット、またはTVが営利企業であることに理由があります。どれだけ多くの読者や視聴者を引きつけるか、この点が各社の利益につながるため一番力が注がれます。その為、最も大切なことを伝えるよりも、少し極端ですが面白い、話題性がある、不幸な話、不安を煽る話などに偏る傾向があります。このように偏った話に左右されないように、情報を収集するところから断捨離を進める、また、このようにマスコミ各社の本当の狙いを考える両面思考が大切になります。

さて、アメリカではニューヨーク・タイムズ指数というのがあります。ニューヨーク・タイムズという大手の新聞の一面に、株式市場の暴落や悲鳴に関する記事が一面を飾った時に、株式相場が大底になるというものです。これは、アメリカの有名な株式投資コメンテーターである、ジム・クレーマーが押している説です。私がこれと同じような感覚を持っているものがあります。夜10時から始まるニュース番組の一番最初が株式相場の場合、そろそろ底値が近いと感じますが、実際そうだと思います。ニュースはあくまで後追いであり、今後を予測するものではありません。将来の予測は自分の頭で考える必要があると言えます。

今日の鉄則!
投資でも断捨離を進めましょう。機会損失、枝を見て森を見ずとならないように。
→ニュースは後追い、先読みは自分の頭で。